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鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の鉄筋工事では、鉄筋を所定の長さに切断した状態で現場に搬入するため、現場では鉄筋の継手が不可欠です。
鉄筋継手方法の1つとして「ガス圧接継手」が存在します。
ガス圧接継手は鉄筋端面同士を突き合わせ、
その周辺を酸素・アセチレン炎で加熱すると同時に軸方向に圧縮力を加えて加圧することで、接合面を超えて鉄筋の原子が移動し、マクロ的には結晶粒が接合面を超えて金属結合されて一体となる継手です。
1.圧接端面を直角でかつ平滑に切断する。
圧接端面が直角でない場合は、鉄筋冷間直角切断機を使用して切断する。
圧接端面が直角に切断されている場合はグラインダーで平坦に仕上げ、その周辺を軽く面取りする。
2.鉄筋に圧接器を取り付けて加圧し、その状態を確認する。
圧接面のすきまは2㎜以下で偏心や曲がりのないことを確認する。
3.圧接する鉄筋の軸方向に、鉄筋断面積当たり30MPa以上の加圧を行い、圧接端面同士が密着するまで還元炎で加熱する。
(鉄筋径による)
4.圧接面同士が密着したことを確認した後、鉄筋の軸方向に適切な圧力を加えながら、
中性炎により鉄筋の表面と中心部の温度差がなくなるように十分な時間加熱する。
5.最終加圧は鉄筋断面積当たり30MPa以上(鉄筋径による)になるように加圧する。
加熱・加圧によって圧接部のふくらみは直径が鉄筋径の1.4倍以上、長さが鉄筋径の1.1倍以上で、かつなだらかになるようにする。
6.加圧・加熱作業が終了し、加熱部分の火色が完全に消失した後に圧接器を取り外す。
SR235 | SR235 | SR295 | ||
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SR295 | SR235 | SR295 | ||
SD295A | SD295A | SD295B | SD345 | |
SD295B | SD295A | SD295B | SD345 | |
SD345 | SD295A | SD295B | SD345 | SD390 |
SD390 | SD345 | SD390 | SD490 | |
SD490 | SD390 | SD490 |